Design and thermal analysis of JT-60SA thermal shield
神谷 宏治, 竹之内 忠, 市毛 寿一, 吉田 清 （原子力機構）
kamiya.koji*jaea.go.jp
Abstract:JT-60のプラズマ閉じ込め用のコイルを全て超伝導に置き換えるJT-60SAは、室温と4Kのコイル温度領域の間に80Kのサーマルシールドを要する。日本原子力研究開発機構では現在、サーマルシールドの基本設計を終え、詳細熱設計を行っている。サーマルシールドは3種類のシールドで構成され、それぞれVVサーマルシールド、ポートサーマルシールド、クライオスタットサーマルシールドと呼ばれる。最もプラズマから遠いクライオスタットサーマルシールドにはMLIを敷設するが、他のサーマルシールドは放射線の影響を考慮し、MLIなしの2重SUS壁の形状を取る。本公演では、これらサーマルシールドの設計と熱解析結果等について紹介する。