J-PARCニュートリノビームライン用超伝導電磁石システム (21) − 冷凍機節電運転モードの構築 −

Superconducting magnet system for the J-PARC neutrino experiment (21) -- Development of a power-saving mode for the cryogenic system


大畠 洋克, 槙田 康博, 鈴木 祥仁, 荻津 透, 岡村 崇弘, 木村 誠宏, 荒岡 修, 佐々木 憲一, 中本 建志 (KEK)
ohhata*post.kek.jp


Abstract:J-PARCニュートリノ超伝導ビームライン用の低温設備はCompactPCIベースの制御装置(大陽日酸:MPICS)で制御される。試運転を通じて制御ソフトの構築を進めていったが、新たな試みとして余剰冷却能力をヒーター負荷で消費するのではなく、圧縮機の容量制御を行い、冷凍機の稼働電力を80%まで節約する運転モードを導入した。制御ロジックの考え方及びその成果を報告する。