Current distributions of a coaxial multi-layer cable with tape conductors
冨中 利治 （文科省）
tominaka*mext.go.jp
Abstract:同軸多層らせんケーブルの電流分布について、これまで、主にらせん形状導体が完全に隙間なく円筒状に配置されたらせん円筒導体、または撚りがないとの仮定で議論されてきたが、ここでは、らせんテープ導体の大きさを考慮して円筒状に離散的に配置されるとした仮定に基づいて計算を行った。例えば、ひとつの隙間が他より大きい場合の電流分布、３層からなる同軸らせんケーブルにおける、らせん円筒導体との仮定した場合の計算結果の違いについて検討した。