Continuous ADR System for Space Application (1) Development process and summary
沼澤 健則, 神谷 宏治, 高橋 健太 (NIMS); SHIRRON Peter (NASA); 満田 和久 (JAXA)
numazawa.takenori*nims.go.jp
Abstract:JAXA宇宙環境利用公募地上研究によって、微小重力下でも100mK領域の発生が可能な断熱消磁冷凍機(ADR)を開発した。このADRは4つの磁性体ユニットを組み合わせたカルノーサイクルを実行することにより、連続して冷凍温度を発生可能である。開発は2006年後半から開始され、2007年後半にADRシステムが完成し、2007年12月および2008年3月に航空機を用いた微小重力試験を実施した。本講演ではADRの開発経過およびプロジェクトの総括を概観する。