直流超伝導送電システムの冷却ステーション間隔の検討

A numerical calculation on the distance of cooling stations for DC-SC power transmission line


佐々木 淳, 浜辺 誠, 山口 作太郎 (中部大)
te04011*isc.chubu.ac.jp


Abstract:直流超伝導送電の配管内径を70~90 mm、ケーブル外径を30~55 mmの範囲で変化させて、その時の圧力損失およびポンプ動力、冷却ステーション間の距離を評価する。計算条件として、侵入熱を1.0~5.0 W/m、流速を0.1~1.0 m/sと変化させる。中部大学のケーブル寸法で入口温度が65 K、出口温度が85 K、侵入熱が1.0W/mの場合、冷却ステーションの間隔を10 km以上とするためには、レイノルズ数が10000以上で、ポンプ動力が100 W以上であると評価した。当日は他の評価結果も報告する。