1K以下でのNMR信号検出法の開発

Development of methods for detecting NMR signals below 1K


藤井 宗明 (熊本大)
fujimune*sci.kumamoto-u.ac.jp


Abstract:NMR共鳴点の検出には共鳴信号そのものを検出する以外に共鳴現象による磁気や温度のゆらぎを観測する方法があり、1K以下の極低温では特にそれらが有効となる。同調回路を調節する必要がないので広範囲の周波数のNMR共鳴点が検出出来る。