Evaluations of mechanical properties in Ag added Dy123 bulks with low porosity
村上 明 (弘前大); 片桐 一宗 (岩手大); 岩本 晃史 (NIFS)
amura*mech.hirosaki-u.ac.jp
Abstract:原料粉末にAgを10 wt%添加して成形した前駆体を,酸素中で加熱し半溶融状態にした後,大気中で結晶成長させたDy123緻密質バルクの機械的特性を,バルクから採取した試験片の曲げ試験により評価した.その結果,これまでに報告したAg無添加のDy123緻密質バルクよりも優れた破壊強度特性を示した.各試験片の曲げ強さとAg粒子の分布状況との関係を調べた結果,曲げ強さには平均Ag粒径の減少に伴い上昇する傾向が見られ,Ag粒子の微細化は更なる破壊強度特性の向上に効果的である可能性が示された.