直流超伝導送電の配管内のケーブルの偏心による圧力損失への影響

Analysis of the pressure drop with decentering of the cable in the inner pipe of DC-SC power transmission line


佐々木 淳, 杉本 達律, 浜辺 誠, 河原 敏男, 山口 作太郎 (中部大)
te04011*isc.chubu.ac.jp


Abstract:高温超伝導ケーブルを用いた直流超伝導送電システムでは、ケーブルは液体窒素(LN2)により浸漬冷却される。この、LN2は冷却ステーション間を循環し再冷却されことになるが、システム全体の冷却コストを低減するためには、LN2の循環効率を上げることが必要である。循環における損失の一因として、管壁面やケーブル表面でのLN2との摩擦による圧力損失がある。これまでに、圧力損失の低減のための配管形状を提案し、数値流体力学に基づいた乱流解析から、圧力損失やポンプ動力を評価してきた。さらに今回、ケーブルの偏心まで考慮して圧力損失を評価した。本発表では、ケーブルが配管の中心に位置している場合と、下方に偏心している場合とについて、乱流解析から圧力損失を評価する。また、ケーブルの偏心がポンプ動力に与える影響についても議論する。