濱口 真司				, 	今川 信作	, 	尾花 哲浩	, 	柳 長門	, 	関口 温朗, 	森内 貞智	, 	大場 恒揮	(NIFS);岡村 哲至	(東工大);三戸 利行	(NIFS)
		hamaguchi*LHD.nifs.ac.jp		
	
Abstract: LHDヘリカルコイル冷却システムの改造後、最初の冷却運転サイクルが2006年8月から2007年3月まで行なわれた。この間、過冷却ヘリウムを発生させるために取付けられた低温排気圧縮機は、通常700rpsの回転速度で運転され(待機運転)、ヘリカルコイルの温度を下げる場合に最大1500rps程度まで回転速度を上げて運転された(過冷却運転)。過冷却運転中、低温排気圧縮機のヘリウム流量調整を減圧槽に取付けられたヒータで行ない、設計通りの過冷却ヘリウム(3.0K、50g/s)を安定に生成し、ヘリカルコイルに供給することができた。これらLHD過冷却システムの運転制御方法と冷却性能について報告する。