田中 洋輔			, 	王 旭東	, 	植田 浩史		, 	石山 敦士	(早大);鹿島 直二		, 	森 匡見		, 	渡部 智則	, 	長屋 重夫	(中部電力);町 敬人	, 	塩原 融	(SRL)
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Abstract: YBCO線材の特性劣化や焼損しない限界の温度というのは、電力応用における機器設計の指標・基準の一つとして重要である。我々は線材の劣化開始時の最高到達温度に注目し、曲げひずみを試料線材に印加した状態で過電流パルス通電試験を行い、劣化開始時の最高到達温度を測定した。2本のYBCO超電導線材にそれぞれ曲げひずみ0.0932 %と0.4735 %を印加した結果、劣化開始時の最高到達温度は共に600 K付近で、過電流パルス通電による特性劣化に対して、曲げひずみの影響はほとんど見られなかった。