稲田 亮史				, 	安並 妙子		, 	中村 雄一		, 	太田 昭男	(豊橋技科大);李 成山	,張 平祥	(西北有色金属研究院)
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Abstract: 現在量産されているBi2223線材は幅4mm,厚さ0.2〜0.3mm程度の断面寸法を有しているが,線材幅広面に垂直な交流横磁界が印加された際には,その形状異方性に起因して大きな交流損失を発生する。線幅の狭小化は,線材単体の通電容量(臨界電流)の低下というデメリットはあるが,損失低減の観点から詳細に検討する必要があるといえる。本研究では,線幅が3.6mm(厚さ0.3mm)および2.5mm(厚さ0.2mm)となるように成型加工したBi2223多芯ツイスト線材を作製し,自己磁界下および平行・垂直横磁界下における交流損失特性の評価を行った。