77KでのGFRPの破壊挙動と層間せん断破壊に及ぼすショートビーム試験ジグの曲率半径の影響

Effect of Test Fixture Radious in Short Beam Test on Fracture Mode and Interlaminar Shear Strength of GFRP at 77 K


西村 新 (NIFS); 野上 修平 (東北大)
nishi-a*nifs.ac.jp
Abstract:  ガラスクロス/エポキシGFRPを試験材料として、77Kでのショートビーム試験を実施した。その際、負荷ジグと支持ジグの曲率半径を変化させることによって、どのように破壊形態が変化し、(見かけの)層間せん断強度がどのように変化するかを検討した。その結果、曲率半径を大きくするほど層間せん断破壊が起こりやすくなること、GFRP厚板の内部から切り出した試験片では、層間せん断破壊がほとんど生じないことが明らかになった。