ポインチングベクトル法によるHTSコイルの異常監視と診断2
-異常発生場所の推定-

Monitor and diagnosis of unusual conditions in HTS coil by poynting vector method 2
-The supposition of a part with unusual condition-


徳田 将展 (鹿児島大)
bt203051*ms.kagoshima-u.ac.jp
Abstract:  ポインチングベクトル法を用いて、HTSコイルの異常を検出するシステムの開発を行っている。本測定方法の主な特徴として、超伝導コイルに発生する異常を非接触で測定できること、局所的な異常を検出できることが挙げられる。これまでに、本測定方法により、超伝導コイルの異常を非接触で検出できることを実証した。今回は、異常発生時に、各ポテンシャルリード電圧の変化を観測することにより、超伝導コイルに発生する異常の場所を推定できることを明らかにしたのでそれについて報告する。