着磁したバルク超電導体を二次側走行子に適用したリニア同期アクチュエータの特性評価
Estimation of characteristics of linear synchronous actuator with field-cooled HTS bulk secondary


菅 兼治,植田 浩史,石山 敦士(早大)
puchimomonja8.29@asagi.waseda.jp
Abstract:  バルク超電導体(以下バルク体)を電気機器に用いることで、機器全体を高効率化、高出力化出来ると考えられている。我々はこれまで、着磁したバルク体を二次側走行子に適用したリニア同期アクチュエータの試作をし、その諸特性を実験・数値解析の両面から評価してきた。今回、リニア同期アクチュエータの高効率化のために、バルク体の材質及び形状、一次側電流のバルク体に及ぼす磁場、バルク体の着磁磁場を変化させて、それぞれ同期時のトルクを測定し、比較・検討を行ったので報告する。