Hastelloy C-276基板の降伏挙動制御によるRE-123 coated conductorのひずみ特性向上
Improvement of strain tolerance in RE-123 coated conductors by controling yielding behavior of Hastelloy C-276 substrate


菅野 未知央,長村 光造(京大);Prusseit Werner(THEVA);足立 大樹,亀谷 文健(京大)
sugano@kuee.kyoto-u.ac.jp
Abstract:  Hastelloy C-276テープはRE-123基板の成膜条件である700-800℃での熱処理により不連続降伏を起こし、これが超伝導層の破壊につながることが明らかになっている。今回、熱処理前に圧延を施したHastelloyテープを使用することにより、熱処理後も連続降伏を維持できることが明らかになり、その結果coated conductorのひずみ特性の向上も確認されたため、その結果について報告する。