GFRPの層間せん断強度に及ぼす曲げジグの曲率半径の影響
Effect of curvature radius of bending apparatus on interlaminar shear strength of GFRP


西村 新(NIFS)
nishi-a@nifs.ac.jp
Abstract:  GFRPの層間せん断強度を評価する手法として、3点曲げによるShort Beam法が推奨されている。しかしながら、3点曲げの負荷ジグの曲率半径を小さくすると、圧縮荷重が集中し、局部的に損傷が集中するため、目的とする層間せん断破壊が生じない場合が多くなる。そこで、試験片形状を一定として、曲げジグの曲率半径を変化させ、層間せん断破壊を含む曲げ破壊挙動がどのように変化するかを検討した。Short Beam試験は室温及び液体窒素温度で実施した。用いたGFRPはG-10CRである。