RHQT法Nb3Alラザフォード型ケーブルの事前試作
Feasibility study for the RHQT-processed Nb3Al Rutherford type cables


菊池 章弘(NIMS);山田 隆治,BARZI Emanuela,ZLOBIN Alexander(Fermi Lab.);田川 浩平(日立電線); 小林 道雄(ヒキフネ);飯嶋 安男,竹内 孝夫,北口 仁(NIMS);土屋 清澄(KEK)
kikuchi.akihiro@nims.go.jp
Abstract:  外径1mmのCu安定化RHQT法Nb3Al丸線材を使用して、27本撚りのラザフォード型ケーブルの試作を行った。素線のCu安定化材の複合は、イオンプレーティングと電解メッキを組み合わせて、Cu比が1となるように行った。試作したケーブルは再びほぐして素線に分割し、短尺に切断して臨界電流の測定を行った。断面観察及び特性から得られる知見に基づいて、現在の問題点及びその解決策等について考察する。