高強度弱磁性配向金属基板の開発−その4−
Development of textured substrates with high strength and low magnetism(4)
長洲 義則,坂本 久樹,大橋 泰和,
三村 正直
(古河電工);福島 弘之(SRL)
m-mimura@ho.furukawa.co.jp
Abstract: Y系超電導線材の低コスト化にはNi系配向基板の使用が不可欠と考えられている。実用的な基板には弱磁性化や高強度化が要求されており、我々は純Ni/Ni合金クラッド゛材でその可能性を示した。しかし、更なる弱磁性化にはNi合金(弱磁性)/Ni合金(弱磁性あるいは、非磁性)のクラッド材、すなわちシース材も合金化することが有効となる。そこで、まずNi-W合金の配向基板とEB-CeO2層を作製し、結晶配向特性とW濃度の関係につて調査した。