担磁メソポーラスカーボンを用いた溶存有機物の磁気分離
Magnetic separation of dissolved organic matters by magnetically-seeded mesoporous activated carbon
井原 一高
(神戸大);白石 壮志,登之内 敬(群馬大);松下 祐貴,三浦 大介,渡辺 恒雄(首都大)
ihara@myu.ac.jp
Abstract: 湖沼や河川といった閉鎖系水域において難分解性溶存有機物が問題となっている。本研究では、磁性を付与したメソポーラスカーボンを用いて、泥炭から抽出したフミン質の磁気分離を試みた。ネオジム磁石を用いてカーボンを保持させたところ、難分解性有機物質の除去が可能であった。