宇宙用磁気冷凍機の開発 −1−
Continuous ADR System for Space Cryogenics -1-


沼澤 健則,神谷 宏治(NIMS);SHRRON Peter,WEGEL Donald(NASA);満田 和久(JAXA)
numazawa.takenori@nims.go.jp
Abstract:  宇宙環境を利用する科学研究推進のために、微小重力でも超低温が発生可能な断熱消磁冷却システムの開発に着手した。本システムは4段の磁性体ユニットから構成され、100mK以下を連続して発生可能とすることを特徴としている。設計冷凍能力は、100μW(100mK)である。今後2年間でシステム開発および航空機による微小重力下での実験を行う予定である。講演では、全体の研究計画、設計の概要、現在の進捗状況について報告する。