In-situ PIT法で作製したMgB
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テープの芳香族炭化水素添加効果（第二報）
Effect of aromatic hydrocarbon addition on in situ powder-in-tube processed MgB
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tapes （Secondary report）
山田 秀之
，内山 順仁（JR東海）；熊倉 浩明，北口 仁，松本 明善（NIMS）
h.yamada@jr-central.co.jp
Abstract: MgB
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線材の一般的な作製方法であるPIT法で、in situ法によりMgB
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テープを作製して、ベンゼン等の芳香族炭化水素を添加した場合の超電導特性を評価した。MgB
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線材の実用化にあたっては、臨界磁場及び臨界電流密度の向上が必要である。そのための方策として、SiC粉末の添加、MgH
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粉末の適用、ボールミルによる粉末の粉砕・混合及びナノサイズの微細粉末の適用等が行われ、それぞれ臨界磁場及び臨界電流密度の向上に効果があることが報告されている。本研究では、in-situ法でSiC粉末の添加が良い結果が得られている要因として、SiCのうちCがBと置換して特性が向上しているのではないかということに着目して、ベンゼン（C
6
H
6
）、ナフタレン（C
10
H
8
）、チオフェン（C
4
H
4
S）、トルエン（C
6
H
5
CH
3
）、キシレン（C
6
H
4
（CH
3
）
2
））等の芳香族炭化水素の添加を行って、臨界電流密度への影響を確認し、これについては前回報告した。今回は、さらに詳細なデータを得たので報告する。また、他の芳香族炭化水素についてもデータが得られたら報告する。