MgB2超伝導体の粒径と交流帯磁率特性
Effect of particle size on AC susceptibility in MgB2 Superconductors

永山 秀幸 , 阿久根 忠博 , 坂本 進洋 (九州産業大学);松本 泰國 (福岡大学)
g5te008*kyusan-u.ac.jp


Abstract: バルクのMgB2超伝導体の磁化特性は対称で典型的な非理想的第二種の特性を示す。しかし、粒径が小さくなると非対称となり、これは表面又は可逆運動によると考えられる。帯磁率の表式はBean Modelに基づき導出されているが、この報告ではもっと一般化した入江・山藤モデルを使い、表面におけるシールディング電流を入れた数値解析を行い、実測結果と比較検討する。