液体窒素温度におけるDy123バルク材の曲げ機械的特性
Bending mechanical properties of Dy123 bulk superconductor at liquid nitrogen temperature
岩手大工A,弘前大理工B,新日鐵C
Graduate school, Faculty of Eng., Iwate University
畠山 洋一A,佐藤 司A,片桐 一宗A,笠場 孝一A,正路 良孝A,村上 明B,手嶋 英一C,平野 芳生C,
t3404013*iwate-u.ac.jp
Abstract :
シングルグレインDy123バルクから切り出した試験片のc軸方向およびc軸と垂直な方向への3点曲げ負荷による試験を、室温および液体窒素温度で行い、ヤング率および強度を評価した。酸化銀無添加の試験片のc軸方向への負荷による曲げ強さの平均値は、77 Kおよび293 Kでそれぞれ、86 MPaおよび69 MPaであり、c軸と垂直な方向への負荷によるそれは、87 MPaおよび79 MPaであった。酸化銀10 wt.%添加された試験片のc軸方向への負荷による曲げ強さの平均値は、77 Kおよび293 Kでそれぞれ、103 MPaおよび83 MPaであった。
Keyword(s) :
Dy123バルク超電導体,極低温,3点曲げ試験,曲げ強さ,弾性率,