磁化活性汚泥法の染料排水への適用〜磁化活性汚泥おける染料物質の挙動
Application of MAS process on textile dyeing wastewater: Adsorption behavior of the dye compounds in the MAS process
ダッカ大学A,宇都宮大学・工B
Department of Botany, Dhaka University
Mihir Lal SahaA,酒井保藏B, 阿部 茂久B
sakaiy*cc.utsunomiya-u.ac.jp
Abstract :
バングラデシュでは織物工業排水が高着色排水として問題となっている。磁化活性汚泥法による染色排水の脱色処理をめざして、そのための基礎研究を行なった。汚泥と強磁性粉の吸着は汚泥が負、強磁性粉が正に帯電しているための静電引力が主に作用していると考えられているが、正負のチャージをもつ色素が磁化活性汚泥法にどのような影響を与えるかを検討した。また強磁性粉に吸着した色素の生物分解(飽和した強磁性粉表面の生物再生処理)が期待されるがこれについても検討した。
Keyword(s) :
MAS process,activated sludge,textile dyeing wastewater,magnetic separation,adsorption,