磁気分離法を活用した血管内有害物質排出療法の開発
Development of Intravascular Detoxification Method based on Magnetic Separation Technique
A大阪大学大学院工学研究科,B The University of Chicago and Pritzker School of Medicine,C Chemical Engineering Division, Argonne National Laboratory
Graduate School of Engineering, Osaka Univ.
武田 真一A,Axel RosengartB,Michael KaminskiC,三島 史人A,泉 佳伸A,西嶋茂宏A
stakeda*nucl.eng.osaka-u.ac.jp

Abstract : 血管内に混入した放射性元素や毒性の非常に高い毒物を迅速に体外排出するための治療法の確立が米国を中心としてリスク対処法のひとつとして注目され始めている。本研究では、対処法のひとつとして磁気分離法を応用した血管内有害物質排出療法の開発を試みた。講演では、本治療法の開発に必要な毒物捕捉用磁性ナノ粒子の作成結果、血管内および磁気分離器内での粒子軌跡の計算結果、ならびに分離システムの概要について報告する。
Keyword(s) : 磁性粒子,磁気分離,有害物質排出療法,血管,毒物,