触媒ガス賦活法を用いた磁性メソポーラス活性炭の調製
Preparation of Mesoporous Activated Carbons by Gas-catalytic Activation
A群馬大院工,B帯広畜産大, C首都大東京院工
Department of Nano-Material Systems, Graduate School of Engineering, Gunma University
白石壮志A, 登之内敬A, 大谷朝男A, 井原一高B, 三浦大介C, 伊藤大佐C, 金村聖志C, 渡辺恒雄C
ssiraisi*chem.gunma-u.ac.jp

Abstract : 磁気分離による水処理には、磁性を有するメソポーラスカーボンが必要である。従来の活性炭に硝酸鉄を含浸担持し、続けて水蒸気あるいは二酸化炭素を用いたガス賦活を施すことで、メソ孔が発達し、かつ酸化鉄が担持された活性炭を調製できた。メソ孔が発達するのは、活性炭に担持された鉄化合物の触媒賦活効果によるものである。また、磁化測定により、得られたメソポーラス活性炭は強磁性的な挙動を示すことが明らかになった。講演では、磁性メソポーラス活性炭の調製条件とナノ構造との相関について発表する。
Keyword(s) : 磁気分離,水処理,活性炭,磁性担持,メソ孔,