SCC,IR,BELLEヘリウム冷凍システムの運転評価
Operational evaluation of the SCC,IR,BELLE cryogenic system
A日立製作所,B高エ研
HItachi Techno Service Co.,Ltd
遠藤友成A,兼清貴之A,青木香苗B,大内徳人B,可部農志B,川井正徳B,近藤良也B,小島裕二B,土屋清澄B,土井義城B,仲井浩孝B,原 和文B,春山富義B,本間輝也B,細山謙二B,槙田康博B,森田欣之B
kane*post.kek.jp

Abstract : 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構では、1999年よりBファクトリー計画による実験が行われている。この実験では超伝導加速空洞、超伝導四極電磁石、測定器用超伝導ソレノイド電磁石を極低温状態にて運用を行なうため、3基のヘリウム冷凍機にて液体ヘリウムを供給している。これらヘリウム冷凍機はBファクトリー実験立上げから現在に至まで、延べ40,000時間以上の運転実績を挙げている。このヘリウム冷凍システムは年間約10ヶ月間の連続運転を実施しているが、Bファクトリー実験に影響を与えないよう冷凍システムを安定状態に保つため、トラブル解析による保守管理や冷却手順、不具合発生後の処置など様々な取組を実施してきたので、この内容について報告する。
Keyword(s) : ヘリウム冷凍機,運転評価,連続運転,不具合解析,メンテナンス,