超電導フライホイール電力貯蔵システムの開発

Development of superconducting magnetically levitated flywheel energy storage system


内山順仁,鈴木栄司,久保田通彰,山内雄介,藤井円,中島洋(JR東海)
n-uchiyama*jr-central.co.jp

Abstract:  JR東海は、NEDOからの業務委託により、超電導フライホイールの開発に着手した。山梨リニアで実績のあるNbTi線のコイルを用いた超電導磁石の強力な磁力を利用したスラスト軸受で、重量の大きい(約20t)フライホイール本体を非接触で支え得ることが特徴であり、比較的低い回転数(2,000rpm)で、利用可能エネルギー量50kWh(蓄積エネルギー量では70kWh以上)、最大入出力1,000kWを実現する。