MT-DDS実用化のための担磁法の開発

Development of magnetic seeding process for practical application of MT-DDS


武田 真一,西嶋茂宏(阪大)
stakeda*nucl.eng.osaka-u.ac.jp

Abstract:  磁気誘導型ドラッグデリバリーシステムにより薬剤を体内の疾患局部に配送する場合、薬剤(例えば遺伝子治療の場合にはベクター)にナノサイズの強磁性粒子を接着させる技術(担磁法)の開発が必須である。その際、強固に接着させために用いられる生体高分子の役割と接着機構について言及する。また、血管内を配送させる場合、in vitroと異なり磁性薬剤に求められる特性として表面電荷の調節があるがその効果についても磁気力と静電気力を基にした計算結果を用いて考察を加える。