Mgフレークを用いたIn-situ法MgB2テープ線材の特性(2)

Characteristics of in-situ PIT MgB2 tapes made from Mg flakes(2)


佐伯 敦浩,富岡寛,三浦大介,伊藤大佐(首都大);原田直幸(山口大)
atsuhiro*pg8.so-net.ne.jp

Abstract:  酸化の少ないMgフレークとアモルファスボロンを用いて、中間熱処理と二次熱処理を施したPITのIn-situ法による製法でテープ線材を製作し、その特性を調べた。600℃から900℃の間で熱処理を行い、熱処理温度・熱処理時間の臨界電流に与える影響を調査した。二次熱処理を施すことで中間熱処理のみの線材と比べてJcの向上が観測された。