超伝導素線のひずみ特性測定装置

An apparatus to measure strain effect of superconducting strand


布谷 嘉彦,宇野康弘,礒野高明,小泉徳潔,濱田一弥,名原啓博,奥野清(原子力機構)
nunoya*naka.jaeri.go.jp

Abstract:  Nb3Snを始め多くの超伝導素線は外部からのひずみにより、超伝導特性が変化する。そこで超伝導特性のひずみ依存性を測定し、そのデータベースを作成することは非常に重要である。我々は新たにひずみ依存性を測定する装置を開発した。本装置では温度4.2K〜15K、およびひずみ-0.8%〜0.5%の範囲において、磁場下での超伝導線の臨界電流を測定することが可能である。本装置の構造と測定例を紹介する。