J-PARCニュートリノビームライン用超伝導電磁石システム(12)
- 耐放射線性を有する自動弁・安全弁の開発-

Superconducting magnet system for the J-PARC neutrino experiment(12)
Development of a radio-proof control valve and a relief valve


槙田 康博,飯田真久,大畠洋克,岡村崇弘,荻津透,木村誠宏,田中賢一,中本建志,山本明(KEK);出崎亮,森下憲雄(原子力機構)
yasuhiro.makida*kek.jp

Abstract:  J−PARCニュートリノビームラインでは積算で最大1MGyの放射線が、超伝導マグネットに照射されることが予測されている。マグネットと同様クライオスタットも耐放射線性を有しておかなければならず、1MGyを目標にクライオスタット部品の選定や機器開発を進めている。材料選定やポジショナ分離など対策を施した自動弁及び安全弁に関して、原研高崎研でのコバルト照射(γ線)試験装置を利用した確認試験を実施し、無事目標値まで到達したので、その報告をする。