高速点火方式によるレーザー核融合実験用クライオターゲットの開発
Development of cryogenic target for fast ignition experiment of laser fusion
�岩本晃史
A
,前川龍司
A
,濱口真司
A
,三戸利行
A
,中井光男
B
,乗松孝好
B
,長井圭治
B
,
核融合科学研究所
A
,大阪大学レーザー核融合研究センター
B
大阪大学レーザー核融合研究センターでは高速点火方式によるレーザー核融合実験が行われている。この方式による実験では既に1000万度の加熱に成功しているが、点火燃焼実験を行うためには固体水素ターゲットを用いた実験が必要である。そこで平成15年度よりそのターゲット開発を核融合研と大阪大学レーザー核融合研究センターの共同研究により開始した。核融合研では小型冷凍機を用いて固体水素をターゲット内に生成する技術開発を担当し、レーザー研はその固体水素を封入するためのターゲットの開発を担当する。本講演ではその開発計画と核融合研に於ける固体水素ターゲット生成のための実証試験装置の製作について報告する。
固体水素ターゲット,レーザー核融合,高速点火方式,実証試験,小型冷凍機冷却,