織物GFRP積層材料の極低温疲労き裂進展挙動
Low-Temperature Cyclic Fatigue-Crack Growth Behavior in GFRP Woven Laminates
東北大学 大学院工学研究科, 宮城工業高等専門学校A
°進藤 裕英, 稲本 哲広, 成田 史生, 竹田 智, 熊谷 進A
E-mail : shindo*material.tohoku.ac.jp
Keyword(s) : クライオメカニックス,材料試験,有限要素解析,織物ガラス-エポキシ複合材料,疲労き裂進展,損傷
織物GFRP（ガラス繊維強化プラスチック）積層材料G-11を対象に、CT（コンパクト）試験片の室温・液体窒素温度（77 K）・液体ヘリウム温度（4 K）における疲労き裂進展試験を行い、疲労き裂進展速度に及ぼす応力拡大係数範囲・試験温度の影響を解明した。また、SEM（走査型電子顕微鏡）による破面観察を行い、破壊・損傷形態について材料科学的検討を加えた。