He II中の高サブクール領域における沸騰状態の変化
Variation of the Film Boiling in the Highly Subcooled He II


A筑波大学大学院システム情報工学研究科,B高エネルギー加速器研究機構
°野澤 正和A,木村 誠宏B,村上 正秀A
E-mail : mnozawa*kz.tsukuba.ac.jp
Keyword(s) : 超流動ヘリウム,サブクール膜沸騰,加圧型超流動クライオスタット,可視化,圧力・温度変動,ヒーター温度

He II中の加圧圧力が約15〜40kPa付近での高サブクール領域において、この加圧圧力付近で徐々に圧力を低下させると、蒸気膜の挙動が活発になるという膜沸騰状態の変化が確認された。今回は、この高サブクール領域での変化について、可視化、圧力・温度変動及びヒーター温度の測定を行い、現象の変化の測定を行った。