液体Xeカロリメータ用光電子増倍管の低温における性能評価
Cryogenic performance test of a photomultiplier for the liquid Xe calorimeter
A東大素粒子センター, B高エネ研, C早大理工総研
°久松康子A,春山富義B,大谷航A,小曽根健嗣A, 菊池順C,道家忠義C, 三原智A,森俊則A, 山口敦史C
E-mail : pekochan*icepp.s.u-tokyo.ac.jp
Keyword(s) : 液体キセノン,光電子増倍管,フォトカソード,量子効率,液化システム,純化装置
2006年に開始するMEG実験では、光電子増倍管を165Kの液体Xe中で動作させる。浜松ホトニクスが東大、早稲田大と共同研究により開発した光電子増倍管は、真空紫外領域に感度を持ち、低温中でも動作可能という特色を持つ。 東大において小型パルス管冷凍機によるキセノン液化システムを作り、液体Xe中での光電子増倍管の性能評価を行なった。最新の結果を報告する。