超伝導検出器信号読み出し用同軸ケーブルの熱伝導率測定
Thermal conductivity of coaxial cables for read-out of superconducting detectors
A産総研計測フロンティア,Bコアックス, Cクライオウェア
°久志野彰寛A, 大久保雅隆A, 笠井荘一B, 藤岡耕治C
E-mail : kushino.akihiro*aist.go.jp
Keyword(s) : 同軸ケーブル,熱伝導率,超伝導検出器,,,
我々は、現在、エネルギー分散分光用の超伝導検出器アレイを開発している。検出器は3Heの減圧によって得られる0.3Kステージに置かれる。アレイ検出器開発では、3Kステージからの熱流入を最小限にするワイヤリングが重要である。今回、多配線を実現するために、CuNi-CuNi およびCuNi-NbTi極細同軸ケーブルについて0.3K-4.2K間の熱伝導率を測定したので報告する。