GM冷凍機を用いた熱伝導率測定装置の開発(2)
Development of Thermal Conductivity Measurement System Using a GM Refrigerator II
@遠藤亮,加藤英幸
産総研
低温での定常熱流法による熱伝導率測定を簡便かつ安定して長時間行うことを目標として、クライオスタットにGM冷凍機を組み込んだ熱伝導率測定装置の開発を行っている。今回、これまでの開発過程において懸案であった輻射による熱の流出入を最小限に抑えるべく、温度制御可能なガードシールドを導入した。さらに、測温精度を向上させるために計測システムの見直しを行った。現在までの進捗状況をふまえ、これらの結果について報告する。