超電導磁気浮上式鉄道用GM型パルス管冷凍機の開発(第1報) −過酷環境下での性能安定性確保−

Development of GMtype Pulse Tube Refrigerator cooling system for the Superconducting Maglev train (No.1) − The cooling performance and its stability under the on-board condition −


@平野明良A,後藤哲哉A,三澤秀雄A,藤井哲A,河村友紀A,三田英夫A,井上龍夫A,寺井元昭B,五十嵐基仁B,古澤孝之B,本吉智行B,桑野勝之B,地蔵吉洋C,天野俊之C

アイシン精機A,JR東海B,三菱電機C


これまでの超電導磁気浮上式鉄道の開発において、山梨実験線車両用の車載冷凍機にスターリング冷凍機およびGM冷凍機を採用してきた。しかし、最近のパルス管冷凍機の性能向上は著しく、パルス管冷凍機の適用により初期製造コスト、メンテナンスコストの大幅な低減が見込まれる。 そこで、山梨実験線車両80K冷凍機用のGM型パルス管冷凍機を開発し、定置状態での各種試験により基本性能および安全性の確認を行った。試験の結果、山梨実験線車両用としての仕様を満足する結果を得た。また、4K冷凍機用のGM型パルス管冷凍機についても現在、開発を進めている。