パルス着磁過程における高温超伝導バルク体中の磁束挙動と発熱の評価

Evaluation of flux motion and its temperature dependence in high-Tc bulk superconductors during pulse magnetization process


@吉沢克規A,B,深井尋史B, 成木紳也B, 坂井直道B, 村上雅人C, 平林泉B, 滝沢武男A

日大文理A, 超電導工研B, 芝浦工大工C


超伝導バルク体にパルス磁場を印加した際の磁束の挙動とそれによって発生する熱の関係について検討した。溶融法により作製した円盤状Y-Ba-Cu-Oバルク試料(15mmΦ×0.95mmt)に対して、ピーク値が0.2-0.8 Tのパルス磁場を垂直に印加し、試料表面における磁束密度の時間変化を、ホール素子を用いて測定した。温度は77 Kで一定とした。また、0-3 Tの静磁場を重畳し、磁束の挙動に対するその影響も調べた。