920MHzNMRプローブの高感度化に向けた4.5K冷却システム

4.5 K Cooling System for a Cryogenically Cooled Probe for a 920 MHz NMR


@横田英幸,岡村哲至,大谷安見A,栗山透A,高橋雅人B,菊池淳B,堀内崇B,横山茂之B,前田秀明B

東工大,東芝A,理研GSCB


タンパク質構造解析の分野ではNMRの更なる高感度化が必要である。そこで我々はクライオ技術を利用した高感度プローブの研究開発に取り組んでいる。極低温プローブではラジオ波を照射するRFコイルとプリアンプを極低温に冷却する。冷却により熱雑音を軽減させ、NMRの感度(S/N)の大幅な向上を期待している。