IBAD/PLD法による100m級Y-123超電導線材の開発

Development of IBAD/PLD process for 100-m class Y-123 coated conductors


@飯島康裕, 柿本一臣, 須藤泰範, 味村彰治, 斉藤隆

株式会社フジクラ


IBAD法及びPLD法を用いて100m級のY-123線材を形成している。IBAD法中間層は再現性よくΔΦ〜10°で均一な100m長試料が形成された。Y-123層の特性については、既に100m長でIc=38Aを達成しているが、CeO2をキャップ層として用いることにより、Y-123膜のΔΦ=3°程度となった結果、10cm長の短尺線材においてIc=190A(膜厚1.5ミクロン)を達成した。長尺線材のIc向上については当日報告を行う。