低温用実用熱拡散率測定装置の開発(6) - 熱線吸収型窓材活用による低温域への拡張 -

Development of a practical thermal-diffusivity measurement system for cryogenic use VI - extension to lower temperatures by using infrared-absorbing window


産業技術総合研究所 
@加藤 英幸、遠藤 亮


  レーザスポット周期加熱法を用いた簡便かつ実用的な熱拡散率測定装置の開発を進めてきた。今回、光学クライオスタットの低温部の光学窓に熱線吸収フィルタを採用し、室温からの輻射による熱流入を低減することで、測定領域を更に低温に拡張することができたので報告する。