AC losses in LHD poloidal coils (4)
核融合研
@高畑一也,三戸利行,力石浩孝,今川信作,本島修
LHDのポロイダルコイルは,ケーブル・イン・コンジット導体を使用した強制冷却型コイルである。その結合損失を測定した結果,0.1秒程度の本質的な時定数に加え,1000秒にも達する長い時定数を持つ結合電流の存在が確認された。その定量化には通電波形による損失の違いを調べることが有効である。今回は,遮断,三角波,立ち上げ(もしくは立ち下げ)の3種類の波形について損失測定を行い,長時定数結合損失の定量的評価を行った。