Mechanical properties of Y123 transposed segment conductors (2)
フジクラ, Super-GMA
@鈴木知史, 後藤謙次, 斎藤隆, 中司徹A
超電導電力ケーブルにY系テープ線材からなる転位撚線構造を適用するため、テープ基材であるハステロイテープを用いた模擬ケーブルを試作して、ケーブル設計に向けた機械特性等のデータ収集を行っている。25 mm以下のフォーマー径の場合、導体製作時においてテープ線幅方向に曲げ歪が加わることから、テープ線幅の適用サイズが限定される。また、ケーブルに曲げが加わるとテープ線にはさらに長手方向・幅方向の歪が加算されることになる。本報告ではこれらの検討結果を基に、三相一括型ケーブル構造を採用するケースのケーブル設計条件を明らかにする。