66kV級超電導ケーブルの短絡基礎検討

Short-circuit examination of 66kV class superconducting cable


古河電工A,東京電力B

@向山晋一A,坪内宏和A,田中秀郎A,木村人司A,松尾公義B,本庄昇一B,三村智男B,高橋芳久B


  電力を送電する超電導ケーブルに短絡または地絡事故が発生すると、超電導ケーブルを構成する超電導導体には、運転電流に対して3〜10倍の大電流が瞬間的に流れる。超電導ケーブルを実用化するためには、この短絡電流に超電導ケーブルが耐えることが不可欠である。今回、短絡モデルケーブルを試作して、短絡時の熱的挙動など基礎的なデータを取得したので報告する。