Structures of Superconducting Coils for ITER-FEAT
ITER-EDA,原研A
喜多村和憲,@吉田 清,久保博篤A,奥野 清
国際熱核融合実験炉ITER(FEAT)はその燃焼プラズマ性能の確保と装置の低コスト化を目的に設計を行って来た。本件では超伝導マグネットの支持構造について説明するとともに設計の妥当性を示す。TFコイルケース間側面の密着性確保のためインボード上下にトーラス・リングの設置し、転倒力変形防止からコイル間にせん断キーを挿入する。PFコイル支持はTFコイルケースからの板バネ支持構造と滑り支持構造を採用した。CSコイル支持はタイ・プレート構造を適用し、コイル・モジュールをコイル軸方向に一体化する。コイル系全体の支持機構として各TFコイル下部に板バネ構造を設置し、トカマク本体の全重量を支える構造とした。