CERN-LHCビーム挿入用四極超伝導マグネットの開発(14)〜解析的計算による磁場精度への考察〜

Development of superconducting quadrupole magnets for beam-interaction regions at CERN-LHC (14) - Study on the field quality by the analytical model -


総研大A,高エ研B

@杉田圭A,荻津透B,中本建志B,山本明B,大内徳人B,平野裕之B,土屋清澄B,新冨孝和B


  CERN-LHC計画で用いられるビーム衝突点集束用四極超伝導マグネットの研究開発が高エ研で進められている。試作されたモデルマグネットについて行われた磁場測定の結果、電磁設計や現在までに理解されている工作精度等による誤差からは説明できない有意な大きさの高調波多極磁場成分が観測されている。本発表では、これらの原因の可能性について解析的計算により検討した結果について報告する。