粒子検出用液体Xenonシステムの研究(5)〜大型プロトクライオスタットの冷却試験〜

Study on LXe system for particle detector(5)-Cooling test of large proto cryostat-


高エ研,東大素セA,東大理B,早大理工総研C,(株)ジェック東理社D

@春山富義,笠見勝祐,真木昌弘,八島純,小曽根健嗣A,大谷航A,澤田龍A,西口創A,真下哲郎A,三原智A,森俊則A,折戸周治B,鈴木聡C,寺沢和洋C,道家忠義C


  液体キセノンは高エネルギー粒子検出に使用される。粒子と反応して発生するシンチレーション光を光電子増倍管(PMT)で検出する。大型プロトタイプ容器では250個のPMTを液体キセノン中で作動させるため、発熱がある。小型冷凍機で蒸発ガスを再凝縮するため、容器の断熱性能を高める必要がある。本報告では、製作した容器にはじめて液体キセノンを液化、貯蔵した時の低温性能について述べる。