Thermal Properties of Epoxy Resins at Cryogenic Temperatures
工学院大,大阪大A,岩手大B,明星大C
@中根央,A西嶋茂宏,B藤代博之,C山口俊久,C吉澤秀治,山崎貞郎
エポキシ樹脂の種々の温度特性と硬化条件の関係を研究した。エポキシ樹脂の硬化条件変化および可塑剤量変化をさせながら、熱膨張係数と熱伝導率を約5Kまで温度を下げて測定した。熱膨張係数は分子の粘着条件に非常に対応がとれており、そして、これから分子状態を制御することによって、極低温特性が改善できる。硬化条件を変化させることによって、エポキシの応力状態もまた制御できる。Bisphenol-Aエポキシ樹脂は室温と70℃で酸性無水化合物によって硬化された。熱膨張係数は緩和領域を除く理論状態に基づいて議論される。極低温でさえもエポキシのガラス状態を説明できた。可塑剤の影響もまた検討される。